GCU卒業、極早産の双子が帰ってきた日のリアルな記録

妊娠と出産
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なんとかGCUに移ることができた双子。ここからは退院という出口を目指している感覚がとても強く感じることができました。GCUでの体験と双子の退院日について綴っていきます。

抱っこできる、それだけで泣けた GCUの日々

GCUに移る少し前からNICUでも保育器を出てベビーベッドになっていましたが、GCUの方がより気楽に抱っこできるようになっていつでも触っていいと思えるのがまず何より嬉しかったです。

双子が揃ってからは二人をなるべく隣に配置していただけていたのもとても助かりました。

到着するとおむつ替え、ミルク(授乳)、ゲップまでして元に戻します。
片方が終わるともう片方…そんなにうまくはいきません(笑)

もっと抱っこしてくれ〜と泣かれたり、変えたばかりのオムツが速攻でぼたぼたに濡れていたり、
待ってるもう片方が気づいてこっちにもミルクくれ〜と泣き始めたり。いつもお祭り騒ぎでした。

けど、私に気づいて泣いてくれる姿を見るたびに一緒に帰りたいという気持ちが大きくなっていきました。

長女を出産した時は上手にお世話していけるのか、そもそも生活していけるのか不安で仕方なかったのに、早く一緒に生活したくて仕方がなかったです。

担当医にまでオムツを言われた夫さん

👱‍♀️スタッフ「双子の退院はかなり慎重に行います。お母さん双子を持つ親の虐待率の高さはご存知ですか?」

退院支援スタッフの方に言われるまですんなりこのまま帰れるものと思っていました。

そんな家庭の状況も判断する材料になるのが”両親が1日双子と過ごす日”です。

病棟の一角に両親と双子だけで過ごす部屋があり、そこで日中過ごすというもの。
もちろん看護師さんのサポートもあります。

ここでターゲットになったのが夫さん。
おむつ替えを夫さんがなかなかしてくれないという話をしていたら、ちょうどNICUでお世話になった医師の先生が様子を伺いに来てくれ、

👨‍🦰医師「おむつ替えくらいしなよ〜。ウチなんか率先してやらないと怒られるよ〜。」

と、口火を切ると、

👩‍⚕️看護師「そうですよ。おむつ替えくらいできないと困ります。」

👩‍⚕️看護師「お母さんはもっと大変だし、体もまだまだ元には戻ってないんですから。」

そこにいたスタッフの方々からだいぶいじられていました(笑)

👨‍🦱夫さん「わかりました!今回はちゃんとできるようになります!」

サッサと終わらせようとその場しのぎのいい返事をしたのに、

👨‍🦰医師「ウンチも替えないと意味ないからね。」

と、最後まで突っ込まれていました。

私はというと、心の中でそーだそーだ!もっと言ってやれ!と強く思っていたのでにやけ顔が止まりませんでした。このやり取りがあってか、双子のおむつ替えにはとても協力的になってくれたと実感しました。うんち以外は(笑)

ケモノになった同時授乳と双子用のクッション

GCUでは双子の同時授乳が始まりました。
双子を一人ずつ授乳しているとそれだけで次の授乳の時間が来てしまうことがあり、まさに負のループ。これを回避するために同時授乳できた方がいいらしいのです。

首の座っていない赤ちゃんをやや不安定そうに見えるクッションにそれぞれ乗せ小脇に抱える様にして授乳する。もちろんクッションを持ち上げはできないので自分から前屈みになるしかありません。

看護師さんになんとか支えてもらいながら授乳し始めましたが、

これは…どう考えたってケモノやわ…

犬や猫の赤ちゃんなら自分から乳首を探して吸い付いてくれますが、人間はそうはいきません。こちらから咥えさせなければ初めは全く飲めません。

ケモノよりケモノらしい格好をしてなんとか授乳するも出る母乳の量が少なくて双子共々ブチギレ。
一度に終わる方が絶対に楽と看護師さんはいうけれど、果たしてホンマにそうか?!と心からつっこんでいました。

そんなこんなでも、二日に一度は練習しました。
が、上達は見られず、双子のギャン泣き必至ということだけが残りました😇

それでもそのうち母乳量が戻るかもしれないとクッションだけはせっせと買う私なのでした。

雨が止んだ退院日、病棟総出のお見送り

そして、ついに2月上旬二人揃っての退院を迎えました。

かいの方が成長も早く状態も落ち着いていていつでも退院できるようになっていたのですが、病院の方針で双子は必ず一緒に退院すると決まっているらしく、1週間ほどかいには待ってもらっていました。

当日はあいにくの雨、2月の雨は寒すぎる…!
とセレモニードレスも無視して温かくなるよう雪だるまのように着せ込み病棟を出ようとしました。

そうしたら、忙しいはずの医師の先生方も看護師長さんも看護師さんたちも皆さんが病棟前にきてくださっているではありませんか!!こんなことはドラマだけと思っていたので感動!

👩私「えっ?すごくない??」

👨‍🦱夫さん「みんな忙しいのに出てきてくれはったんやわ…。」

時間を割いていただいていることが申し訳なさすぎて猛スピードで病棟を後にしましたが、後から噛み締めると夫さんへの信頼もあって皆さんが良くしていただいているのかなと誇らしくも思いました。

玄関を出ると、さっきまでの雨が止んでいました。

👩私「晴れ男なんか、雨男なんか分からん人らやな?」

そんなことを呟きながら初めてのチャイルドシートに乗せ、いざ我が家へ。

2歳の長女、双子との初対面にやや引く(笑)

長女むーは、何度も写真や動画を見せて双子を認識させているつもりでした。

そして、もちろん今日退院してくるよ!楽しみやな!!ということも話していました。

さっそく、保育園から帰ってきてリビングに横たわる小さい生き物を見た瞬間!

後退り!!

2歳でも後退りってするんや。と心の中で人の心境に感心しながら見ていたら、

👴じいさん「ほら、やっといーくんもかいくんも帰ってこれたんやで〜」

と1番正しいことを実父がむーに言ってくれました。

👧むー「…イヤ。」

何を察したのか、嫌がるむー。じいさんの膝の上から動かなくなっていました。

👩私「今日から一緒におれるようになったから皆んなで仲良くしていこうな。」

複雑な顔をするむーを知ってか知らずか、ミルクの時間がくると二人で大騒ぎ!
これが日常になるんやと覚悟を新たにしたのでした。

鯉のぼりスタイルで迎えた初めての夜と粉ミルク作戦

さて、3時間おきの授乳は続きますが、母が退院してからむーも母っ子なので一緒に寝ると言い張ります。

👩私「父と寝た方がゆっくり寝れるで?この人らめちゃくちゃ起きるんや。ミルクも夜に何回の飲まないといけないし。な?父と寝よ?」

むーの体調を優先して言ったつもりでした。が、むーにしたら自分を拒否されたみたいに聞こえたようで、

👧むー「お父さんは絶対イヤ!!お母ちゃんがいい〜!!」

と、大号泣。父も全拒否されてかわいそうやし。まぁやってみてむーがこれはあかんと思ったら父のほうに行くやろうということで本日より4人でなることにしました。

考え抜いた寝方はこう!

      いー
 むー 私 
      かい

いーとかいを布団に横並びにして私がポールで双子を鯉のぼりのようなスタイルで寝ることにしました!これで進撃の小人(娘)に潰される心配もなく、むーも母の隣を死守できて良いことづくめ。

夜中のミルクは、ネットの情報を見て、

お湯の入った水筒、キューブ型の粉ミルク、ミネラルウォーターを準備して挑みました!

寝室は2階やし、何回も行ったり来たりは絶対辛い!!ということで哺乳瓶も何本も用意してまとめて洗うことに。できるだけ動かない作戦!!

これがかなり良かったです!まず泣いたらすぐミルクを用意できる。寝ぼけていてもキューブやから必要量を間違えにくいし、お湯でとかしてミネラルウォーターでいい温度にできる!
*正し、ミネラルウォーターを使うことは諸説あり、良しとしていない方ももちろんいらっしゃいますのでこの方法は推奨しません。自己責任で行った方法とご理解ください。

授乳にはラブツリーのクッションが神アイテムでした!いい角度に赤ちゃんの首を支えてくれるため吐き戻しもなく、ミルクを飲ませるにはこれなしにはうまくいきませんでした!

一人泣いたら強制的に二人ともそこに乗せてミルクの時間ですよーと哺乳瓶の口を当てる。私は、飲み終わるのを見守るのみ。抱っこはしません。長期戦。無理だけは絶対ダメ。

飲み終わった方から抱っこしてゲップさせます。いーとかいはとってもゲップが上手だったので一瞬で終わることにいつも感謝していました。ホンマにありがとう!

最後にオムツを替えて、再びしばらくクッションで吐き戻しがないか、完全に寝たかを確認して布団に降ろしていました。

これがめちゃくちゃ簡単だったことは逆にいかに入院生活が長かったかを示すものでもありました。

楽やけど、この小さい体で抱っこもなかなかしてもらえず我慢していたかと思うと、よく頑張ってきたなと心底考えさせられました。

今日からは父も母もばあさんもじいさんもおるからな!!いっぱい抱っこしていくからな!!

そして、7人の生活が始まりました。ばあさんにもじいさんにも本当に助けられたからこそやり遂げられた乳児期だったと思います。