今日は久しぶりに”つー”が高熱を出したのでその話
双子の弟つーは3歳の時、熱性痙攣になった
保育園にお迎えに行った時は「全然大丈夫やし」
と元気なふりをしていたつー
この時点で38度台顔も赤かったのでリビングに寝かせる
解熱剤を使うと下がってきたらすぐに遊び出してしまうのでそのまま様子を見ていた
「ちょっとしんどいなー」とテレビを見ながらつぶやいていた
姉のむーも双子兄みーもそばにはいたがおとなしくしてくれていた
夫さん帰宅
「どうや〜?」と声をかけると
「ちょっとしんどくなっちゃったんだ〜」
会話が聞こえる
この時ワタシは夕食の準備をしていた
次の瞬間
『つーどうした?!!』
夫さんの尋常ではない声
明らかにさっきと違う力なく横たわっているつー
間もなくけいれんし始めた
これは吐くなと感じてつーを右に傾けて寝かせる
泡を吹き始めた
冷静にならなあかん
どこかのSNSに残してくれたママさんに感謝しながら
熱性痙攣の対応にはいる
すぐに夫さんに救急車を呼ぶようにいう
つー!とワタシは呼び続けながら動画撮影 時間と経過を伝えやすくするため
救急車をためらう夫さんに
『これで呼ばへんかったらいつ使うんや?!』
怒鳴り声で電話させる
到着した救急隊員は慣れた対応
焦っても仕方ないけどこれで焦らん親がおったら会ってみたい
変わり果てた息子 反応なくピクピクしているだけ
もう笑ってくれんかもしれん
なんで早く解熱剤使わんかったんや!ワタシのアホ!!
そんなことを思いながら
痙攣時間 発熱の経過 など伝えたと思う
これでサッと病院に運んでくれるかと思いきや
ここからが意外と長い
病院の受け入れ態勢の確認やらなんやらでまぁ出発しない
結局夫さんは同乗せずに自分の車でついて行ってくれた
つーは熱性痙攣の中でも複雑性という分類のものになった
数分で目覚めることの多いこの病気
つーは3時間ほど目覚めず その間薬も使ったのに目覚めず
ついに脊髄注射をすることになったと夫さんから電話
これで目覚めなかったらもう起きないと思って欲しいと言われたと
世の中はコロナ禍
付き添いは許されず別室待機
夫さんもどれだけ不安だっただろうか
しばらくして明らかに”つーの泣き声”が聞こえた
どれだけほっとしたかわからないと今でも夫さんはいう
病室で会えた時
「ほんとびっくりしたよね〜」
と呑気にいうつーのこれまでと変わらない姿に
奇跡と感謝しかなかった
ちなみにつーの覚醒時の一言も
「びっくりしたなーもぅ」だったそう
お医者さんの方がびっくりやったと思うよ

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